私たち健翔会の理念は 「多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう、創意工夫することにより、利用者が、障害者本人が、個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援すること」です。

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この理念に沿い「障害者が地域でともに生きる社会を目指して」をテーマに、平成19年4月に障害者自立支援法(現 障害者総合支援法)に基づく障害福祉サービス事業所「麦の穂」を開設いたしました。

その後、平成19年10月に障害児(者)生活サポート事業を開始し、その受託事業先は行田市をはじめ、熊谷市、加須市、羽生市、鴻巣市の5市と契約するまでに至りました。 更に、多くの障害者の皆様のご要望にお応えすることと、またそのニーズの高まりに伴い、平成24年6月に健翔会の第2号施設となる障害福祉サービス事業所「大地」を開設いたしました。

翌平成26年にはご家族の介護疲れの軽減とご家族の就労のための「日中一時支援事業」を行田市、加須市、羽生市、鴻巣市の4市と受託契約するに至り、さらに障害者へのサポート体制を充実させました。

平成29年には、これまで障害者支援を行ってきたノウハウを持って、障害児への支援を行うこととしました。ご利用児童の家族からの要望もあり、放課後等デイサービス「にじいろ」を開設しました。

また、「にじいろ」では、対象児童が小さいがゆえに「障害」と特定することが難しく、特性のある子どもの家族、特に母親に対し、どのように伝えるかなど、親支援への注力をすることで、未就学児童への支援「児童発達支援」を令和2年5月から開始しました。

 

私たち健翔会の施設の運営方針や指導方針は以下の通りです。

私たち健翔会では、障害があることを理由に「できなかった」こと、でも「あきらめない」気持ちをもち続ける限り、私たち健翔会の有する施設・サービスを通して「できる」に、変えていくお手伝いをしていきたいと考えております。このため、生活介護「麦の穂」と生活介護「大地」による日中活動の提供、障害のある子どもたちと親支援を行う放課後等デイサービス・児童発達支援「にじいろ」、サポート事業所「生活サポート麦」による生きがいの発見、家族への支援・援助を目的とした「日中一時支援 大地」と「日中一時支援 にじいろ」、その他の障害者をサポートする様々な政策により、理念を達成させていきたいと考えております。

私たち健翔会の有する施設・サービスは、公立ではなく、私をはじめとする健翔会の理事・評議員等障害福祉に理解と情熱を持つ人々の力を結集してつくったものです。厳しい経済状況等の中、この施設・サービスの運営は決して容易ではありませんが、ご家族の皆様をはじめ、関係各位のご協力をいただきながら地域に開かれた素晴らしい施設・サービスを目指して、全力で取り組んでいく所存です。

どうか、今後も皆様の物心両面の暖かいご支援をよろしくお願い申し上げます。 終わりに、私たち健翔会の施設・サービスを通して、ご家族の皆様と触れ合う機会がありましたら大変うれしく存じます。

2020年6月

社会福祉法人健翔会 理事長 渡 辺  弘

注)家族のみなさまへのご挨拶は2020年6月作成です。健翔会の事業展開については「法人について」の沿革をご覧ください。

令和6年(2024年)新年のご挨拶

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